建物の色決めについて

こんにちは。本日は梅雨入りしていますが、清々しい天候となっております。
この天候を嬉しく感じている建設業者は多いのではとおもいます。

今日は現在進行中の岐阜県各務原市内のm様邸について書込したいとおもいます。
m様は現在70歳前後で奥様とお2人でお住まいになっておられます。
在来構造の2F建で、新築から30年程経過している建物にお住まいです。

今回のm様との御縁は、昨日竣工させて頂いた同じくM様の実弟さんで
最初にお会いした時にはすごく無愛想で、勿論、御兄弟とは全くわからず
内心『厄介な居候の方かなぁ~・・(ーー゛)』 との印象を受けた 出会いでした。

お話を重ねていくと真逆な方で、今では 情に厚いお優しい方と感じております。
工事の御契約の時にm奥様から、東京でヘアメイクのお仕事で成功された親孝行の息子さんからの
資金で工事をしたいとの意向を聞き、そのお金は、売れない苦労されている頃からの毎月の仕送りで
貯めたもので親の情として1円も使わず貯金をされていた財宝と伺いました。その財宝を今回の
工事に使って頂くという事で、現在全力で工事を進めおります! (^_^)/

すみません、いつも前置きが長くなるのですが ここから本題です。

塗装工事・・・美観的な観点と保護的な観点がありますが、大切なのは 『色』 これにつきます。

色彩については別のときに詳しく書きたいとおもいますが、m様邸では失敗し難い下記方法で進めております。

カラーシュミレーションでの提案&ヒアリング と 塗板見本 での現地合わせです

①

                         カラーサンプル色(A案・B案・C案)の一覧

②                            施工前(現況)の建物写真

③

                          A案で塗った場合のシュミレーション写真

④

                          B案で塗った場合のシュミレーション写真

⑤

                          C案で塗った場合のシュミレーション写真 

 

まず施主様の好みを聞いて、塗料メーカー カラーコーディネーターのアドバイスも織り交ぜながら
可能な限り大きな写真(現実的にはA4サイズ)でアナログサンプルを作成します。そこでヒアリングを行い
次に大きなサンプル色板見本を作成してもらい、現場の足場上でシートを外した状態で2~3日間放置して決めていきます。

m様邸は現在A案を基に少しアレンジをして、現在進行しております。

 

デジタルの時代に、アナログ方式・・。意外と建設現場では大事なんですょ!(^^)!  それではここらで終わります・・

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です